私たち一人ひとりでは難しいことでも強い想いを共にする仲間がいれば その可能性は果てしなく大きくなる

    プロジェクト

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    プロジェクトの概要と企画・実践について

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    プロジェクトの創出１

    食の拠点づくりの企画から実践へのスキームを設定する

    プロジェクトと聞くと、それは果てなく大きな企画と思われるかもしれませんが、確かに国家にしても大企業にしても、新たなる壮大な企画を起こすことは良く見聞きすることです。

    しかし、私たち個人の集合体で可能な計画はそれほど大きいものではなく、現実のなかから今よりも少しは良くなればという気持ちで取り掛かることで充分なのです。

    ここでは、そんな私たちにできることの例をあげ、それをどのように進めていけばよいかについて記述したいと思います。



     
    まず一番目のプロジェクトを紹介します。これは画像そのままの「食の拠点づくり」です。私たちのライフスタイルのなかで最も重要な分野である「食事」。それこそが全国どこの地区においても実現可能な活動の切り札となり得るTOPキーワードです。

    私たちはすでに、一つの施設(廃校になった旧串間市立本城中学校）を借りて準備をしています。
    ここではすでに本城地域の高齢者の方々が当NPO法人サードプレイスのスタッフとともに毎週水曜日にランチをつくり、そこに後期高齢者など多くの方々が集い食を楽しんでいます。
    それに加え、今後新たに行おうとしている料理提供の方法が、料理が得意な人、趣味な人、食改善グループ員、これまで職業として料理を提供してきたいわゆる調理師の方など…誰でもシェフになれるスタイルです。

    食事処の管理は私たちが行いますが、そこで料理をつくり提供する人は場所と設備を利用して調理して提供するだけです。その情報発信と予約はこちらで行います。
    実際のサービスでは管理者側のスタッフ１名が必ず一緒にサービスを提供しながら、ストックしておく必要のある食材や飲み物の管理を行います。

    さらに、この食の拠点の特長として、私たちの仲間が運営している障がい者の就労支援事業とグループホーム事業における利用者さんの食事もここで提供します。ここが市民と障がい者のコミュニケーションの場所となることで、障がい者福祉の理念となるノーマライゼーションに向けた活動としても展開できます。

    そして、市民や地域の社会活動団体等の多様な利用形態にも対応し、市内と近隣市町村の多様な情報をスライドショーや動画で映し出すとともに、フリーWi－FiにてLINEなどで全国の親戚や知り合いへの発信をお願いし、ふるさと会員としてメールアドレスを登録していただいた場合には紹介者へサービスを付与するなど、これらのアイデアをフルに活用して市内の情報発信の拠点にします。

    更に食事された方が自由に使えるカラオケルームも設置し、多様なニーズに対応できるようにします。

    更なる特典として、ここの隣に事務所のある市内の特産物を集荷販売する農業生産法人と、地元生産者及び加工業者との提携により、ここを「みんなの市場」としても開放し、農林水産物や加工食品、その他の地元産食品などを原価で提供します。更に更に、無料のこども食堂や、採れたて新鮮な食材による朝食サービスも行います。

    そしてフォーディーズの会員は、この食の拠点を食材原価で利用できるように設定します。どうでしょう。これだけでも充分なメリットとしてアピールできると思いませんか？　あとは各地区及びグループの特性を付け加えれば理想的な運用ができると思います。  
    次に、食の拠点づくりについての手順（ノウハウ）を記述します；
     
    まず、まちづくりに関わるメンバーのなかの数名に、このプロジェクトに向けた説明を行います。その際、全厚済メンバーの数名にも参加してもらうと、プロジェクト２の展開につながります。
    拠点づくりの条件として、①地域内に食に関する生産者及び加工者が相当数存在するか？②地域のなかでもともと人が集まるような施設や大型の店舗などが存在するか、あるいは飲食店が立ち並ぶところで、そこに目的に適う空き店舗があるか？③メンバーに近い人のなかに、グループホームや、高齢者あるいは障がい者に関する事業を行っている者がいるか？
     
    この条件すべてに適うのであれば、その時点でこのプロジェクトは成功したようなものです。ただ当初からこの条件全てが揃うことはないでしょうから、その条件を自分たちで作ってしまうことも視野に入れます。
    特に、高齢者や障がい者施設及びグループホームについては、すでに運営している人、これからやりたい人も結構いることから、そこと結びつけることも良いと思いますがあえて自分たちで参入することも考えられます。これについては私が全てのノウハウをもっているので、申し出があれば書類作成や申請など全てについてボランティアで伝授いたします。
     
    まず店舗の確保ですが、これは上記条件に適った、できるだけ経費をかけずにスタートできるようなところを探します。厨房も重要な設備になるので、もともとこれが整っているところが望ましいと思います。そうでないと当初から相応の出費が必要となります。
    貸借契約については、オーナーに対し、まちづくりで活用したいからと申し出て、それが必ず実現するという企画書を提出して、できれば軌道にのるまでは賃借料の減免をお願いするところから始めると良いでしょう。
     
    次に、ここを食の拠点として運用するについて、料理を提供する側のメンバーを確保することになりますが、これについては以前に食に関する仕事に関わっていた人をリストアップしておくことと、地域の食に関するグループに話しておくなどして、ある程度の候補者が揃ったら説明会を行います。
    一回目で全て揃わなくても、そこで他の候補者の名前も結構わかることになるので、集会を数回繰り返して最終的なメンバーを確保します。
     
    ここまで揃えば、残りは食材の確保になりますが、地域内の生産者及び加工業者のなかで、地場産業推進団体などに加入している加工業者や、農林水産物の生産や養殖、漁獲を行っている個人・事業所などに直接声をかけて、食の拠点づくりで必要な食材の卸価格での提供をお願いします。
    この展開のなかで、地元の生産加工品を集荷してアンテナショップやネットショップで販売している事業所があれば、そこと提携することをお勧めします。これは「みんなの市場」のなかで提供するサービス品の確保につながります。
     
    食の拠点づくりのなかで、特に興味を示されるのは朝食サービスになりますが、これについては、家庭菜園も含め、早朝に収獲した野菜を材料にした新鮮メニューを一品１００～２００円台の安価にて提供するとかなりの人が利用すると思います。サービス時間として夏季は６時より、春と秋は６時３０分より、冬季は７時より行い、それぞれ９時までに終えるようにします。昼食は１１時より１５時まで、夕食は１７時より２１時までというように時間を決めます。
     
    食材のなかで使いまわしができるものは、障がい者及び高齢者への食事提供で使用すると、無駄が少なく効率的な運用ができるでしょう。

    この食の拠点の名前として考えているのはシンプルisベストとして「朝昼晩みんなの食堂市場」です。　設置及び手続・運営のノウハウはすべて提供しますので、お問い合わせページにてご連絡ください。
     

    プロジェクトの創出２

    人材・物財バンク設置によるまちづくりネットワークの構築

    「地域共生」、サステナビリティ関連の翻訳をしているとしばしば目にする言葉です。どのような文脈で登場するのかというと、まず企業のCSR活動。たとえば、「地域共生」を考え方の中心に据えたCSR活動を展開している大和ハウスでは、「地域社会の課題を把握し、地域組織・NPO等と協働しながら、課題の解決や地域社会の持続的発展に貢献していく」と謳っています。

    環境問題や社会問題との関連では、「成田空港地域共生・共栄会議」のような組織があります。同組織では「共に生き、共に栄える」を理念として、空港からの「マイナスの影響をできるだけ減らす（共生）」こと、そのうえで空港がもたらす「プラスの影響を活かす（共栄）」ことを目指しています。


     
    プロジェクト２の具体的説明の前に、まずは「人材・物財バンク」設置の動機となる考え方について記述することにします。  
    私たちの生活のかたち（ライフスタイル）の基本三項目である衣食住のなかの住の分野となる定期不定期的な修復作業（メンテナス）においては、通常一般家庭の必需品ではない多種多様なアイテム（道具・品物など）が必要となります。それらの調達についてまず考えることは、①購入　②リース　③知人友人から借りること等ですが、その決定要素は、自らの知識に基づいて費用対効果・使用頻度・使用場面などになると思います。

    例えば、インパクトドライバーや丸鋸、グラインダーの使用頻度が多いということから費用対効果をクリアして購入することに決めたとしても、製品について豊富な知識のある人と、ない人、そしてそれを使って作業する場合の能率や仕上がり状態、切断や研磨などの作業の安全性などについても考えるでしょうが、そのような点を考慮したとしてもとりあえず買ってしまうのがほとんどみたいです。

    しかし、これら多くの考察要素から導き出した答えが、自ら行うことの許容範囲にあったとしても、友人知人に頼むことをも含めどこかで迷いが生じるなどして、相当自信がある人を除き多くの人は結局専門家に依頼することになります。ただ、それぞれの業者も各自その仕事によって収入を得、社会構造上における経済循環模式の一旦を担っているわけですから自分が顧客として相応の金額を出費するのも当然のことではあります。
     
    それでも草刈りや剪定、ペンキ塗りなど、そんなに難しくない作業もいろいろあることから出来栄えがそれほどきれいでなくても構わないというものは結構自分で行う人が多いことも確かです。しかし高齢者家庭においては、ただ蛍光灯を換えたり、障子や網戸を張り替えたり、ちょっとした剪定など、専門業者に頼むまでもないが自分ではできないという作業も結構あります。そのような場合にどこに聞けばよいか、誰に頼めばよいか？　というクエスチョンに対応するところがあれば便利だと思いませんか？

    それが、プロジェクト２の項目となる「人材・物財バンク」の設立です。

    それでは何故、まちづくりor核酸de健康に関するページでこの設立についての提言を行うかというと、前出の例となるメンテナスに限らず、私たちの誰もがそれなりの道具や品物を保有し、そしてそれらの分野についてはそれなりのスキルや施工技術も持ち合わせているはずです。またイベントなどの際に必要な道具やノウハウについて公的な機関でなくても誰かが保有している場合、その情報を知ることができればとても便利だと思いませんか。
     
    人材と物財のニュアンスは違っても、「物財」を目的とする場合、普段社会活動を積極的に行っている人は相応の道具や機械など（物財）を持っているため、それを借りる場合に本人（人材）まで付いてきて、いわゆるボランティアで手伝ってもらえるということが結構多く見られます。また「人材」のみの場合でも社会貢献に対し強い意識をもっている人として登録されていることで、イベントやいろいろな場面で協力してもらえることになります。ただ、通常これらのやり取りは個人間で行われていることがほとんどであることから、それは一般の人にはなかなか伝わりにくいものです。
     
    それを解決する方法として、それら随所で行われているこれらの事案について取り扱いを一元化できれば、その頻度を記録しデータバンクとして情報を共有することができます。それが多方面に派生すれば、登録された人々が社会的に承認され評価が高まることで更に積極性が増すことになり、そこから新たなつがなりが多角的に発生することが期待できます。そうなれば、その集積によって活動がより活発化されるでしょう。
     
    これを社会活動ネットワークとして構築できれば、このつながりが「きづな」としてより強固なものになります。そうなると何時でも、何処でも、何等かの事を為そうとするときの各人の想いのなかに、常に仲間を意識しながら事を進める喜びが自然と芽生えることから、自らの取り組み姿勢がこれまでとまったく違ったものになります。その「誰かの為に」という意識の醸成によってそこから更なる展開へと向かうためのエネルギーが沸いてくるはずです。
     
    このネットワークの確立こそが、「人材・物財バンク」設立の先にある第一目的になり、それが第二目的である「人づくり」につながり、そこから大目標となる共生社会の実現へと向かうことができます。そして、その可能性が大きくなることで、すべての人々が支え合い、喜びと生きがいをもって安心して暮らせる共生社会が確立できるはずです。
     
    それでは、まちづくりネットワークとフォーディーズビジネスとの関連性はどこにあるのかといいますと、まずどちらが先にあるべきかと問われると、それは双方向になります。まちづくりネットワークから始まった場合は、当初は勿論、中盤近くまでは、フォーディーズビジネスのことには触れないようにすべきです。
    フォーディーズビジネスからのメンバーについては、プロジェクト１の展開に関わるなかで、まちづくりメンバーとの接触がありますが、これもフォーディーズビジネスには触れないようにして、双方の話題の共通点を、その先にある第３、第４のプロジェクトの実現へともっていくように努めます。
     
    その中で互いのコミュニティーゾーンが気になりだしてきたら、どこかで第３、第４プロジェクトの取り組みに向け、まちづくりメンバーと全厚済会員を中心に異業種交流会と銘打って、市内の団体、組織、企業、事業所、個人（行政に携わる者も個人の立場として）のなかの主な人たちに参集してもらい、第３と第４のプロジェクト内容とメンバー構成についての説明を行います。
     
    その段階のなかで、最終目標であるプロジェクト６の実現のためにはフォーディーズビジネスのシステムにおける強い「きづな」が必要であることを絶対条件として説明し理解を求めます。但しフォーディーズビジネスへの入会は勧めません。その際の説明の主なものと優先順位はフォーディーズビジネスについてのことになりますが、必然的にフォーディーズビジネスについてもその関連的必要性について参加者から説明を求められることになると思われます。
    そうなった場合には入会を勧めなくても、その中から必ず入会に興味を持ちだす人が出てくるので、それらの人を対象にして全厚済のシステムについて説明します。
     
    プロジェクト２の要点はここにあり、まちづくりネットワークとフォーディーズビジネスの双方の融合に向けた方策として提言するものです。そして、このプロジェクト２こそ、双方の目的を達成し更なる相乗効果と生み出すプロジェクトとして他のプロジェクト全てを結び付ける重要なものになります。
     
    その原点となるのが、これまで長年に渡り地域貢献活動を続けてきた人々をしっかりと認め評価するという「人材・物財バンク」の設置になることを改めて強く述べたいと思います。これを「人づくり」の最大要素として「全ての人々と友になることが全ての人々との想いと感動を共有できる原資となる」との言葉で結びます。
     

    プロジェクトの創出３

    旧串間市立本城中学校における地域創生活動

    2017年4月に市内６ヶ所の中学校が串間中学校として統廃合され、残された５つの中学校のうち大束中学校グラウンドにJA大束の大型選果出荷場が設置され、都井中学校の空き地に大阪のＦＬＣ株式会社が農業関連の施設を設ける計画であること以外、その他の旧中学校はその後数年何らの活用もなく放置されていましたが、当NPO法人サードプレイスが2018年に発足して数々の活動実績を積み重ねた経緯を踏まえ、新たな拠点として、旧本城中学校の校舎を借り受け、ここで様々な活動を行うことになりました。
     
    活動の柱のひとつはプロジェクト１に記載しているように食の拠点づくりになりますが、それより重要な活動が数々の体験活動の拠点として宿泊場所やトレーニングの場所を提供する事業です。（これより以降の記述はしばらくお待ちください）

     


     
    お待ちください
     

    プロジェクトの創出４

    ふるさとの海構想

    串間市の海岸線は太平洋に面しているところと志布志湾に面しているところを合わせると総延長が７７ｋｍにも及びます。
    まずは太平洋側にある市木の石波海岸。ここには文化猿が生息する幸島が存在します。
    次にサーフィンで名高い恋ヶ浦があり、ここには島流しに遭った鳥羽天皇の伝話も伝えられています。ここから近いところに宮浦漁港があります。
    そして都井岬周辺の海岸。どこからでも風光明媚なパノラマが目にはいり、野生馬との触れ合いもできます。都井中心部周辺には三つの漁港があります。
    そこからが志布志湾になりますが、都井周辺の海岸は釣り人の絶えないところで、地元の漁師さんが釣り船を提供してくれます。
    次が本城地区の海岸線で、まず日本の干潟５０選の本城干潟が広がり、その南東側の﨑田浜の先に漁港が見えます。干潟を左側に見て進むとすぐの港地区には古代の貿易港として有名な「湊」があったことでも知られ当時の古井戸も残っています。

    ここから中心地に向かうと最初に千野の浜が広がり、次に弓田の浜が続きます。この二つの浜からは大隅半島や天気の良い時には桜島まで見ることができますが、ただ残念なことに毎年台風や荒天により多くの瓦礫や漂流物が流れ着き、そのため海岸線は相当荒れ果てた状態になります。
    それでも年に一回の大規模な清掃活動により何とか面目を保っていますが、流れ来るゴミは後を絶ちません。
     

    ここから金谷の浜、今町の浜、そして海水浴場のある高松の浜と続きます。
    これらの浜のうち、幾つかの浜を、海の無い都城市、小林市、えびの市や一部町村の「ふるさとの海」と位置づけ、自由に訪れ楽しむことができる条件整備をしてもらおうというのが 「ふるさとの海構想」です。
    （これより以降の記述はしばらくお待ちください）
      

    核酸de健康

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